耐震改修計画後から耐震改修工事費用算出までの流れについて

耐震改修計画をたてた後は、その計画に基づき、耐震改修設計を行います。
補強の位置を平面図(伏図とも言います)や軸組図、詳細図で示していきます。
場合によっては、現地で撮影した写真を使って説明する場合もあります。
図面が仕上がったら、耐震改修工事にかかる費用の算出です。

ご契約前には、耐震改修工事の内容をきちんと理解し、工事金額の内訳と見積りを把握されてから契約をしましょう。

耐震補強については専門家へ!

耐震診断を行い、建物の耐震性能が分かって、倒壊の恐れがある場合は、新築に建て替えたり、耐震補強をする必要があります。

新築に建て替えるのは、費用もかかりますし、その間、お仕事もストップしてしまうので、操業しながら耐震補強をしていく手法が、近年、良く使われています。
まずは、耐震改修計画をたてて、耐震診断の結果に基づき、目的に応じた耐震改修を検討していきます。

予算や工期、耐震改修後に建物に求める耐震性能のレベルなどを専門家に伝えていただき、疑問点などは遠慮なく聞かれると良いと思います。

耐震診断を行う前に必要なものについて

耐震診断を行う前には、専門家がその建物を建てた時に使用した設計図や増改築の有り無しの情報を集める予備調査と現地で建物の現況を調査する現地調査が必要です。
そして、予備調査と現地調査をもとに、専門家が耐震診断を行い、建物の耐震性能を評価します。(耐震性能の指標は、次のブログでお話しします。)

耐震性能を示す指標が基準に満たない場合には、対策が必要となりますので、住宅の劣化状況や問題点などを具体的にお聞きになられることをお勧めします。

東日本大震災の被害から分かったこと

平成23年3月11日の東日本大震災は、マグニチュード9.0の巨大地震で国土の広範囲で被害が出ました。
津波による被害や原子力発電所の災害が大きく、建築についての被害が大きく伝えられていませんが、東日本大震災により新たに目を向ける必要が出てきたことが有りました。

一つ目は、構造体以外の内装材やビル設備の損傷が大きかったこと
二つ目に、天井など非構造部の被害
三つ目に、傾斜地盤や埋立て盛土などの造成地の被害

耐震設計に関して、建物の構造部以外にも、こうした事柄に対しての対策も求められるようになりました。

鉄は正しく構造計算が可能!

鉄は「引張強度に強い」「大空間をつくることが可能」という長所があります。
また、素材が均一なので、正しく構造計算することが出来ます。
短所としては、「重い」「錆に弱い」ということがあげられます。
鹿間工業の得意とする、重量鉄骨は、3階建て以上の住宅やマンション・ビル・工場などの規模の大きい建物や体育館や倉庫などの大空間に使われます。

良かったら、施工事例も見てくださいね。

【安心して働ける工場】操業している工場の耐震補強について

おはようございます。
鹿間工業では、操業している工場の耐震補強を請け負うことも有ります。
古い工場では、山形の鋼材をトラス上に組んで、建物の柱や梁にしている構造のものが有ります。

そういった工場では、柱や梁に、鉄板を貼り付けて、補強をしたり、新たに壁面や屋根面にブレス材を取り付けて補強したりします。
工場で働かれている社員様の安全と、工場様の作業に支障が無いよう、また、火災などが起こらないよう、常に、最新の注意をはらって作業を行います。

耐震補強後は、そこで働く社員の方が、地震が発生した際、倒壊の恐れをきにせず、安心して働ける工場として生まれ変わるわけです。

木造の建物でも鉄骨での耐震補強が可能です!

こんにちは。
コロナ渦で仕事が少ない時に、普段できないような事をしようということで、あるお客様から木造倉庫に500Kgの吊り荷重性能を持つ、天井走行クレーンを設置したいというご依頼がありました。

木造の建物に鉄骨??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、このような工事が増えて来てるんです。
京都という立地上、国の重要文化財などの耐震補強に携わることも有るのですが、その場合の多くは、木造に鉄骨で補強をします。
今回は、木造の大工さんとコラボ作業となります。

鹿間工業ではお客様のご依頼意図を汲み取り、適した工法をご提案させていただいております。
木造建築だからといって鉄骨の使用を諦める前に、是非一度ご相談くださいませ。